ニュースリリース

【パーク24株式会社】
資産流動化「タイムズ」のリファイナンスに関するお知らせ

2006年9月28日

 時間貸駐車場「タイムズ」を運営するパーク24株式会社(4666 東京都品川区 代表:西川光一)は、2001年9月28日に行ったタイムズ事業資産の流動化のローン返済期日到来にあたり、本日、リファイナンス手続きを終了したことをお知らせいたします。

 当社は、現在2回の証券化を実行しておりますが、今回、リファイナンスの対象となったのは、駐車場業界で初の資産流動化となった、タイムズ事業資産24物件です。今回のリファイナンスにあたり、不動産信託の受託者を住友信託銀行に変更(変更契約を締結)、オリックス株式会社が、ノンリコース・ローンの貸し付けを行っています。

 当社は、資産流動化の手法を用いた「SPCタイムズ事業」を事業推進しています。「SPCタイムズ事業」は、購入したタイムズ事業資産に駐車場ビル等を建設し、一定期間経過後に資産流動化を行い、リファイナンスを続けることで、高い資本効率を維持したままタイムズの長期運営を実現しています。当社が展開する「ST(一般タイムズ)」は、オーナー様から土地をお借りして運営しているため、オーナー様の都合により解約が発生する「解約リスク」が最大の事業リスクとなっています。この「解約リスク」を抑えた、TPS*の開発を行うと同時に、SPCタイムズを増やすことで、最適な事業ポートフォリオの構築を目的としています。

 当社は、引き続き資本効率の高い駐車場運営を基本に、様々な事業手法を用いながらタイムズを拡大することで、慢性的な駐車場不足の改善に向け、「快適な車社会」を実現してまいります。

*TPS(タイムズ・パートナー・サービス):
商業店舗の来客用駐車場を24時間誰でも駐車が可能なタイムズにする取り組み

スキーム図
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ーリース契約:平面駐車場、マンション、立体駐車場の各賃貸借契約

以上

※お問合せ先
パーク24株式会社
経営企画部
広報担当 斉藤 / IR担当 野澤
Tel 03-3495-5313