社会全体のCO2削減への貢献
モビリティサービスを通じた社会全体のCO2削減貢献
当社グループは、個人や法人等の所有車両での移動をカーシェアリングサービス利用へ転換促進することで、社会やお客様企業のCO2排出量の削減に貢献しています。一方で、「交通インフラサービス企業」として、人々の快適な移動と事業成長を実現するため、中期事業戦略「4つのネットワークの拡大とシームレス化」のもと事業規模を順調に拡大していることから、当社グループのCO2排出量は拡大しています。
一方で当社は、グループ事業が循環経済型ビジネスの一端を担っていることから、シェアリングサービスの普及を進めることで本来社会へ排出されるはずだったCO2排出を回避できる量(=削減貢献量)の算定を推進しています。削減貢献量は、国際的な規格統一が議論されており、現時点でGHGプロトコルのScope1,2,3では算定対象外とされていますが、当社グループのサービスをご利用いただくことで社会全体のCO2排出の低減に貢献できることから、客観的に適切と判断した条件で定量化を進めています。
当社グループでは、タイムズカー会員の移動行動調査※1 と利用実績データをもとに、タイムズカーの環境負荷低減効果を推計しました。
タイムズカー1台は、個々の保有車※2 16台分に相当する移動需要をまかないます※3 。

そのため、タイムズカー1台で、15台分のクルマの資源の有効利用ができます。
モビリティサービスの環境負荷低減効果
タイムズカーは、保有車での移動時に比べ1km移動距離あたりのCO2排出量が26%削減されます※4

- ※12021-2022年にパーク24グループがタイムズカー会員の入会前後の移動行動についての調査を実施したものです。
- ※2保有車は個人で所有する車両および企業で保有する車両のいずれも含めています。
- ※3移動行動調査でタイムズカー会員になるにあたり「保有車を手放した」「新規車両購入をやめた」という回答から推計しています。
- ※4タイムズカーの利用実績データをもとに推定した一般的な1トリップの移動距離分布と、移動行動調査から入会前後の移動方法の構成、移動距離、車種構成などの変化率を組み合わせたシミュレーションモデルを作成し、それをもとに推計しております。CO2排出量削減効果については、①クルマでの移動頻度・移動距離の削減、②パーク&ライドによる削減、③燃費改善による削減の3つの効果の総合値としております。
- ※上記データはタイムズカー会員の移動行動調査と利用実績をもとにタイムズカー利用の全体を推計しており、個々の利用における削減量を保証するものではありません。なお、上記データの推計はパーク24株式会社にて行っております。
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