人財戦略

基本的な考え方

当社グループでは、従業員は企業の資本(人的資本)であり、従業員の成長と企業の成長は相互関係にあることから、両方を実現することで持続的に企業価値を向上できると考えています。そのため、2021年12月に特定したマテリアリティのひとつに「企業成長に必要な人財の活躍推進」を設定しました。また、2024年12月には2027年10月期 中期経営計画を策定し、2035年中長期ビジョン「モビリティサービスプラットフォーマーへの進化」を掲げました。ビジョン実現に向けては、当社グループが有する人(会員)・クルマ(モビリティ)・街(目的地)・駐車場の「4つのネットワークの拡大・進化・融合」をテーマとしており、その推進には従業員の力が必要不可欠であることから、連動する「パーク24グループ人財戦略」を策定しています。経営戦略に基づいて策定した人財戦略により人的資本を最大化することで、持続的な事業成長や新たな価値創造の実現が可能となり、2035年中長期ビジョンの実現や紐づくテーマの推進、ひいては持続的な企業価値の向上に寄与するものと考えています。

パーク24グループの人財戦略

当⼈財戦略においては、2035年中長期ビジョンの実現とそのためのテーマ推進に向けて、人的資本価値の最大化の指標に「生産性」を掲げ、生産性の向上に取り組んでまいります。そのために、既存事業拡大や新規事業取り組みなどによる「価値創造」、「効率化並びにビジネスプロセス・リエンジニアリング(以下、BPR)」の推進、多様な人財が活躍すべく「エンゲージメント」の向上を図ってまいります。それらの推進に向けて、人財戦略では5つの重点テーマを掲げ、各種人事施策を実行し生産性の向上を実現してまいります。

従業員意識調査の実施

当社グループでは、従業員エンゲージメントを高めるために、1年に1回従業員の意識調査(キャリア・エンゲージメント・サーベイ)を行っています。調査結果は取締役をはじめとする経営層に報告すると同時に、エンゲージメント向上への施策に活用しています。当社グループは従業員一人ひとりが企業理念の実現に高い意欲を持ち、十分に能力を最大限発揮できる、魅力的な組織、環境づくりを目指しています。