マテリアリティ
マテリアリティ特定の背景
当社グループは、グループ理念「時代に応える、時代を先取る快適さを実現する。」のもと、モビリティ・交通インフラサービス企業として、駐車場事業およびモビリティ事業の成長を通じて社会課題の解決に努めてまいりました。今後、持続可能な地球環境や社会を実現するにあたり、当社グループが果たすべき役割はますます大きくなっていくと考えております。そのため、事業戦略に加えて環境課題や社会課題を解決する視点を当社グループの経営方針に取り入れ、持続可能な企業成長および企業価値の向上を目指すために、当社グループのマテリアリティを特定しました。
パーク24グループの5つのマテリアリティ
マテリアリティ | テーマ | |
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マテリアリティ特定プロセス
1.課題のリストアップ
国連グローバル・コンパクト、SDGsの17の目標やESG評価機関の評価項目などを参照しながら、環境・社会・経済面での課題を広範囲にリストアップしました。
2.課題の抽出と重要度評価
リストアップされた課題のなかから、特に当社グループ事業に関連性の高い分野を抽出し、重要度評価を行いました。また、抽出にあたっては、当社グループに関連する可能性がある事業領域とバリューチェーンを範囲として、環境変化や規制動向、ステークホルダーの要請等を考慮しました。
3.妥当性の確認および特定
サステナビリティ委員会では、これらマテリアリティの評価プロセスおよび分析結果の妥当性を検証し、優先的に取り組むべき項目を選定しています。特定されたマテリアリティは、取締役会による承認を受けており、本特定プロセスについては必要に応じて見直しを行います。
5つのマテリアリティと特定理由
マテリアリティ | 特定理由 |
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1)持続可能な地球環境への貢献 |
環境への配慮と対応は社会的な要請です。当社グループの事業領域においても関連する次世代技術の進展・普及、お客様意識は高まっており、環境に関連するリスクの把握と対応、事業機会の獲得は、今後の事業継続において必須と考えています。 |
2)安全なモビリティ・交通インフラサービスの提供 |
駐車場サービスおよびモビリティサービスは人の移動に関わる社会インフラであると認識しています。これら事業領域は生命に直結するリスクを含むことから、安全にサービス提供し続けることが安定的な成長への礎であると考えています。 |
3)快適な社会を実現するイノベーション |
当社グループが中長期的に成長し続けるためには、新規事業を創出することが重要です。強みである事業資本を活かし、デジタル技術等の活用により便利で快適なサービスを生み出すことで、企業価値を高めていくことが重要と考えています。 |
4)企業成長に必要な多様な人財の活躍推進 |
当社グループは、お客様へ提供するサービス価値の多くを従業員が生み出していると考えています。商品やサービスが厳しく選別される時代において、多様性の確保された人財は、競争優位性を決定づける大切な経営資本であると考えています。 |
5)強固な経営基盤の確立 |
持続的成長による企業価値の向上を実現するためには、経営基盤強化としてコーポレート・ガバナンスの強化が重要と考えています。 |