資源の有効利用
基本的な考え方
当社グループは、気候変動問題をはじめとする環境課題への対応が重要な企業の社会的責任のひとつであり、地球環境保全と事業活動の調和を追求することは当社グループの持続的な成長につながると認識しています。交通インフラサービス企業として、「持続可能な地球環境への貢献」を重要なマテリアリティのひとつとして掲げ、環境方針のもと事業活動資源の有効利用に取り組んでいます。
事業資産のリサイクル・リユース推進
当社グループは、環境方針に廃棄物の適切な管理と3Rの推進を掲げ、国内の駐車場事業、モビリティ事業の資産を管理し、リユースするための仕組み作りを進めています。
モビリティ車両のリサイクル
当社グループは保有しているモビリティ車両は原則4年間利用します。4年間利用した車両は中古車市場へ売却します。車両は中古車市場を通してリサイクル・リユースされるため、資源の有効利用につながります。
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駐車場関連設備・モビリティ関連部品のリユース
駐車場に設置するフラップ板やバリカー、モビリティ車両のバンパーなど、再利用が可能な資産は地域ごとに一括管理し、グループの工場で修繕し再利用する等の取り組みを推進しています。
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次世代駐車場の開発促進
当社グループは、お客様により便利に安心してご利用いただくとともに環境に配慮した「次世代駐車場」の開発を進めています。
軽装備(機械レス)駐車場で省資源化
従来の駐車場は、ゲートやフラップ板で駐車車両の入庫や出庫を管理していましたが、次世代駐車場はカメラで車両ナンバーを認識して管理します。また、駐車料金の精算においても、従来は精算機が主流でしたが、モバイルアプリ等を活用したキャッシュレス精算を導入しています。
次世代駐車場は、駐車機器が少なく軽装備であることから、駐車場解約時に発生する廃棄物の削減のほか、近年増加している豪雨など自然災害による影響の軽減および被災からの早期復旧も可能となります。
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チケットレスで消耗品削減
カメラ式駐車場は、駐車車両の車両ナンバーを認識することで入庫や出庫を管理するため、これまで発行していた紙の駐車券が不要となり、消耗品の削減につながります。また、駐車券の回収や補充等の運用にかかる業務の効率化、ひいてはCO2排出量の削減にもなります。
関連するSDGs
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