2008年6月19日

　時間貸駐車場「タイムズ」を運営するパーク２４株式会社（本社：東京都千代田区、社長：西川光一）は、ITS事業企画株式会社と共同で、両社それぞれが運営するＥＴＣ車載器を利用した決済サービス（以降、ETCサービス）の登録申込み窓口一本化に向けた実証実験を行います。これにより、ＥＴＣサービスの利便性を向上させ普及促進を図ります。利用可能施設は「大阪市長堀駐車場」など関西・四国エリアにある民間のETCサービス提供施設6箇所で、6月20日よりサービスを開始します。

【背景】
ETCは、国土交通省が推進する「高度道路交通システム（Intelligent Transport System：ITS）」のひとつの手法です。ETCの民間開放をきっかけに、当社は2007年6月、「大阪市長掘駐車場」（大阪市中央区南船場）において「タイムズETCサービス」を開始しました。

現在のETCサービスは、サービス提供会社毎に、申込窓口が分かれています。

ETCサービスの普及促進には、利用者の利便性向上が必要不可欠であると考え、民間のETCサービス提供会社2社間で、登録申込み窓口一本化に向けた実証実験を行うに至りました。

当社は「人とクルマと街と、」を企業スローガンに快適なクルマ社会の実現に向け事業推進しています。その中で、快適なクルマ社会の実現には駐車場はもちろん、様々な施設においてETCが利用できることが重要であると考えております。当社は今後も、駐車場業界のリーディングカンパニーとして駐車場サービスの利便性向上のみならず、ETCサービスの普及促進に貢献してまいります。

【申込／サービス対象施設】
申込窓口は当社子会社「タイムズコミュニケーション株式会社」にて行います。

当面の利用可能施設は当社がサービス提供している「大阪市長堀駐車場」のほか、「IBAサービス」のうち「神戸空港ターミナル」をはじめとした駐車場や、神戸と高松を結ぶ「ジャンボフェリー」などのフェリーを含む関西・四国エリアの計6箇所です。

◇ITS事業企画株式会社：三菱商事株式会社系列。現在、「IBAサービス」との名称で、四国を含む関西エリアをはじめ、横浜・東京・東海など計13箇所の施設でETCサービスを提供。（2008年6月19日現在）。