ニュースリリース
【パーク24株式会社】「タイムズエコプロジェクト」本格スタート
2008年7月9日
時間貸駐車場「タイムズ」を運営するパーク24株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西川光一)が、これまでの環境負荷低減活動を本格始動させる「タイムズエコプロジェクト」を開始いたします。
「タイムズエコプロジェクト」の新たな取り組みとして、8月1日より駐車場内の路面を用いたヒートアイランド対策の実証実験を実施いたします。これは、駐車場の路面に、高温化抑制に効果が認められる3種類の舗装「芝生舗装」「保水性舗装」「遮熱排水性舗装」と、通常のアスファルト舗装、砂利敷き、計5種類を敷設し、同じ日照条件で路面の温度変化を自動計測すると同時に、それぞれの耐久性やメンテナンスにかかるコストなどを検証し、その実現可能性を調査するものです。
そのほかの「タイムズエコプロジェクト」
パーク24では、これまでの環境負荷低減活動を引き続き推進してまいります。
≪電気自動車充電器付駐車場「パーク&チャージ」の提供≫
電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及促進に向けた環境整備に協力してまいります。
≪「タイムズ」満車空車情報の提供≫
うろつき渋滞を減少させるため、「タイムズ」の位置情報・満車空車情報の配信媒体を拡大させてまいります。
≪アイドリングストップの推進≫
看板への「アイドリングストップ」掲示など、駐車場内でのアイドリングストップを推進します。
≪駐車場「タイムズ」の拡大≫
「タイムズ」を拡大させることで、環境汚染やヒートアイランドに深く関係する渋滞緩和を目指します。また、無駄なCO2排出を抑制するため、とめやすく出しやすい駐車場を提供してまいります。
パーク24では「人とクルマと街と、」を企業スローガンに、これからも駐車場を軸に「パーク24が環境のためにできること」を考え、積極的に取り組んでまいります。
[実験概要]
1.実施施設
物件名 |
タイムズポート聖蹟桜ヶ丘 |
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住所 |
東京都多摩市関戸1 (京王線 聖蹟桜ヶ丘駅前) |
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台数 |
298台 |
2.内容
同施設にて、アスファルト、砂利敷きに以下3つの路面を加え、同じ日照条件で路面の温度変化を自動計測します。同時に路面耐久性、メンテナンスコスト等を検証します。
・芝生舗装 (11台)
・保水性舗装(23台)
・遮熱排水性舗装(7台)
3.調査機関
主体:パーク24株式会社 パーキング総合研究所
協力:熱環境測定および解析 明治大学理工学部建築学科 酒井・加治屋研究室
芝生管理アドバイス 日本大学生物資源科学部植物資源科学科 藤崎研究室
結果はパーク24株式会社パーキング総合研究所より2008年秋にレポートとして公開し、研究協力者である明治大学大学院理工学部建築学科酒井・加治屋研究室および日本大学生物資源科学部植物資源科学科藤崎研究室において論文発表を予定しています。
[参考]
【芝生舗装】 11台 植物の蒸散効果により温度を抑制する機能があります。また、芝保護ブロック材は環境に配慮したリサイクル製品を利用しています。 |
【保水性舗装】 23台 水が蒸発する際の気化熱 を利用することで、効果的に路面温度の上昇を抑制します。 |
【遮熱性排水性舗装】 7台 水はけを良くすることで、温度抑制や夏季の熱帯夜問題を改善します。また、耐久性も高く、カラー塗装が可能なため、 |
以上