ニュースリリース

【パーク24】「路上駐車」に関する意識調査を実施
~2年以内の路上駐車経験者の比率は4年連続減少傾向~

2016年08月03日

パーク24株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西川光一)は、8月9日「駐車場(パーク)の日」を前に、路上駐車防止の啓発活動の一環として、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」(※1)の会員を対象に、駐車に関する意識調査を実施いたしました。

パーク24グループでは、「1年のうち、たった1日でもいいから路上駐車が引き起こす様々な社会問題について考えてほしい」という願いを込め、1998年に、8月9日を「駐車場(パーク)の日」として記念日登録しています。

2015年度の駐車違反取締件数は140万件を超えており、駐車車両への衝突事故は976件でした。どちらの件数も毎年減少しているものの、駐車車両への衝突が原因の事故によって44名の尊い命が失われています(※2)。路上駐車は危険な事故を引き起こす要因になっています。

【路上駐車が原因で危険を感じた経験】
今回のアンケートでは、93%の人がクルマを運転中に「路上駐車が原因で危険を感じた経験がある」ことがわかりました。
昨年度の同様の調査では89%となっており4%ポイント上昇しています。

graph

【2年以内の路上駐車経験】
また、2年以内に路上駐車をした経験があると回答した方は37%で、アンケートを開始した2013年から4年連続で減少傾向にあり、初めて4割を下回りました。

20160803-2-2

【路上駐車をした理由】
路上駐車をした理由については、「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」が56%で最多となりました。以降、「近くに駐車場がなかった」32%、「駐車場が満車だったから」5%と続き、この傾向は例年と比較しても変化はありませんでした。

20160803-2-3

年代別でみると、20代以下は、「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」が唯一6割を超えており、他の年代よりも路上駐車に対する意識が低いことが伺えます。また、30代以上は、「近くに駐車場がなかったから」と「駐車場が満車だったから」を合わせると4割近くにのぼり、駐車場にとめたくてもとめられない状況にあることがわかりました。

路上駐車の車両が関与した人身事故では、「駐車車両に衝突」した直接的なものは36%程度で、それ以外は「駐車車両のための進路変更」「駐車車両による発見の遅れ」「駐車車両の直前後から飛び出し」といった間接的なものが64%となっています(※3)。
こういった事故を無くすために「とめたい場所にとめられる」環境を整備するべく、引き続き駐車場の設置を進めてまいります。

パーク24グループは、時間貸し駐車場のパイオニア企業として路上駐車ゼロを目指し、必要な場所で、必要なときにクルマをとめられる環境にしていくと同時に、快適なクルマ社会の実現を社会的使命として、今後も継続した啓発活動を推進してまいります。

■調査概要
調査対象 : タイムズクラブ会員
(2015年6月27日以降に入会し、直近でタイムズ駐車場・タイムズカープラス・タイムズカーレンタルを利用された方)
調査方法 : 非公開型インターネットアンケート
調査期間 : 2016年6月27日~2016年7月4日
有効回答者数 : 7,638名

※1 入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズ駐車場やタイムズカープラスの利用等でポイントが
たまる他、会員限定サービス等を提供。会員数約581万人(2016年6月末現在)
※2 出典:内閣府「平成28年版交通安全白書」
※3 出典:警視庁「放置駐車等追放対策」

― お問い合わせ先 ―

パーク24株式会社 企画管理本部グループ企画部(広報) 小田原・杉山・渡邉・小沼

電話:03-3213-8910 Eメール:pr@park24.co.jp ホームページ:http://www.park24.co.jp/