ニュースリリース

【パーク24】年頭所感

2021年01月05日

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。


 新型コロナウイルス感染症(以下、「感染症」)により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々および困難な生活環境におられる皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 また、昼夜を問わず最前線で対応されている医療従事者など、関係者の皆様に深く敬意を表し感謝申し上げます。

 2020年は、感染症の世界的な流行により世界経済は甚大な影響を受けました。
 国内景気についても、消費増税後から緩やかな回復基調にありましたが、感染症の拡大を受け4月に発令された緊急事態宣言による経済活動抑制の影響から、一時は大幅に落ち込みました。宣言解除後は持ち直しつつあったものの、足元では感染が再拡大しており予断を許さない状況が続いています。

 当社グループにおいても、感染症の拡大による交通量と移動の減少が大きく影響し、大変厳しい経営環境となりましたが、国内の駐車場事業およびモビリティ事業は、宣言解除後の経済活動の再開と人の移動制限が緩和されたことで、5月を底に回復傾向となりました。
 一方で、海外事業においては、英国のロンドンやオーストラリアのビクトリア州などでロックダウンの影響を受けるなど、国内よりも厳しい状況が続きました。

 2021年につきましては、いまだ国内外ともに感染症の収束が見通せず、外出や移動の自粛が続く中でのスタートとなりましたが、当社グループは本年創業50周年を迎えます。

 節目となるこの年に、グループ一丸となり「お客様の安全を守る」「社員の安全を守る」「交通インフラ企業としての使命を果たす」という事業方針に基づき、「新しい生活様式」に沿った働き方の推進や、新たなニーズに対応したサービスを創造してまいります。

 特に、2019年10月に本格展開を開始し、強力に推進するレンタカーとカーシェアリングを融合したモビリティサービス「タイムズカー」の展開をさらに加速させ、コロナ禍で生まれた密を避けた移動ニーズを確実に取込んでまいります。

 さらには、これまで推進してまいりました、人(会員)・クルマ(モビリティ)・街(目的地)・駐車場の4つのネットワークの拡大と、それらをシームレスにつなぐ新たなサービスの創出に引き続き取組み、コロナ禍を乗り越えていくことで次の50年に向けてより強固な企業体へと進化してまいります。

 本年も皆さまの一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

以上

パーク24株式会社
代表取締役社長 西川 光一