ニュースリリース
【パーク24】
60代以上の3割が自身の運転免許証返納を考えたことが「ある」
返納する場合の想定年齢は「70歳」が最多
2022年04月08日
パーク24株式会社(本社:東京都品川区、社長:西川光一)は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ※」の会員を対象に実施した「運転免許証」に関するアンケート結果を発表いたします。
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調査結果トピックス
①クルマの運転免許証を取得した年齢は20歳未満が過半数
②60代以上では、自身の運転免許証返納について考えたことが「ある」が約3割
③約3割が身近に運転免許証を自主返納した人が「いる」
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パーク24は、毎月9日に、クルマや交通に関するアンケートの調査結果を発表しています。今月の「運転免許証」についてのアンケート結果詳細は以下のとおりです。
※入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズパーキングやタイムズカー、タイムズカーレンタルの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供。会員数約924万人(2022年2月末現在)。なお、本アンケートは、駐車場やカーシェアリング、レンタカー等のクルマに関わるサービスを利用した方々を対象としたものです。
①クルマの運転免許証を取得した年齢は20歳未満が過半数 |
クルマの運転免許証を取得した年齢は「18歳」38%が最多、「19歳」が15%と、20歳未満が過半数を占める結果となりました。
運転免許証を取得した理由は、「運転免許証の取得が当たり前だと思っていた」が1位で33%、2位は1位と僅差で「運転したかった」32%となっています。3位以降は、「運転できないと生活に困る」17%、「仕事で必ずクルマを使用する」9%、「身分証明書として使う」5%、「身近な人にすすめられた」4%と続いています。
年代別でみると、年代が上がるほど「運転免許証の取得が当たり前だと思っていた」と回答する割合が高くなっています。一方、20代以下のみ「運転したかった」が「運転免許証の取得が当たり前だと思っていた」を25ポイント上回っています。
②60代以上では、自身の運転免許証返納について考えたことが「ある」が約3割 |
自身の運転免許証の返納について考えたことが「ある」と回答した人は11%でした。年代が上がるにつれて返納について考えたことがある割合が高くなっており、60代以上は考えたことが「ある」と回答した人が約3割でした。
運転免許証の自主返納について考えたことがある人に、返納する場合の想定年齢を聞いたところ、「70歳」が最多で33%となりました。以降、「75歳」29%、「80歳」16%となっており、70〜80歳での返納を想定している人が8割を超えました。
運転免許証の返納について考えたきっかけは、「操作ミスによる交通事故のニュースを見た」79%がダントツで、2位と65ポイントの差がありました。
「その他」では、「反射神経が鈍くなってきた」「視力が悪くなった」という回答も見られました。
③約3割が身近に運転免許証を自主返納した人が「いる」 |
家族や親族、友人などで、自ら運転免許証を返納した人が「いる」と回答した人は約3割でした。
運転免許証を自主返納した人の年齢は「75〜79歳」29%が最多でした。次いで、「80〜84歳」25%、「70〜74歳」24%となっており、70歳以降に返納する人が多いようです。
今回のアンケートでは、運転免許証の返納について自身が返納する場合の想定年齢と、身近で運転免許証を返納した人の年齢がどちらも70〜80代となりました。
昨今たびたび報道されるクルマの操作ミスによる交通事故のニュースを見て自主返納について考える人が多いようですが、自身の判断能力や運動能力の衰えを感じたことがきっかけになった人もいるようです。今年5月からは、75歳以上で一定の違反歴があるドライバーが免許証を更新する際に「運転技能検査」(実車試験)の受検が義務付けられる、新たな免許更新制度が始まります。皆さんも運転免許証の返納に関してご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。