ニュースリリース

【パーク24】
運転免許証の取得理由、20代以下の半数が 「運転したかった」
60代以上の4人に1人が運転免許証の自主返納を検討

2023年04月07日

 パーク24株式会社(本社:東京都品川区、社長:西川光一)は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「運転免許証」に関するアンケート結果を発表いたします。
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調査結果トピックス
①20代以下の半数が運転免許証の取得理由を「運転したかった」と回答
②60代以上の4人に1人が自身の運転免許証返納について検討
③身近に運転免許証を自主返納した人がいるのは3割
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 パーク24は、毎月9日に、クルマや交通に関するアンケートの調査結果を発表しています。今月の「運転免許証」についてのアンケート結果詳細は以下の通りです。

※入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズパーキングやタイムズカー、タイムズカーレンタルの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供。会員数約1,009万人(2023年2月末現在)。なお、本アンケートは、駐車場やカーシェア、レンタカー等のクルマに関わるサービスを利用した方々を対象としたものです。

20代以下の半数が運転免許証の取得理由を「運転したかった」と回答

クルマの運転免許証を取得した年齢は、「18歳」が38%で最多、次いで「20歳」19%、「19歳」15%となっています。7割超の人が、20歳までに運転免許証を取得していることがわかりました。

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運転免許証を取得した理由は、「運転したかった」34%、「免許の取得が当たり前だと思っていた」31%、「運転できないと生活に困る」17%でした。
年代別で見ると、20代以下は「運転したかった」が半数にのぼり、他の年代と22ポイント以上の差がついています。また、「免許の取得が当たり前だと思っていた」は年代が上がるにつれその割合も高くなり、唯一60代以上では40%を超えました。

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20代以下で1位となった「運転したかった」の回答比率は過去の調査結果と比べ増加傾向にあります。経済的な理由でクルマの購入は難しいものの、カーシェアリングサービスの普及などにより、気軽にクルマに乗ることができる環境が広がりつつあることが影響しているものと思われます。

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60代以上の4人に1人が自身の運転免許証返納について検討

自身の運転免許証返納について考えたことが「ある」と回答した人は10%で、これまでの調査結果から大きな変化はありませんでした。

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60代以上の回答を調査年別でみると、2020年に調査を開始して以来、今回の24%は最も低い結果となりました。

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警視庁が公表しているデータによると、運転免許証の自主返納件数は2019年をピークにコロナ禍は減少傾向にあります。新型コロナウイルス感染症の感染による重症化のリスクが高い高齢者が、人との接触を避けるための移動手段にクルマを利用していることが関係しているものと思われます。

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運転免許証の自主返納を考えたきっかけは、「操作ミスによる交通事故のニュースを見た」67%がダントツとなり、次いで「運転する機会が減った」13%、「身近な人が運転免許証を返納した」8%となりました。「その他」には「運転技術の衰えを感じることがあるから」といった回答が見られました。

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運転免許証返納について考えたことがある人に、自主返納する場合の想定年齢を聞いたところ、「70歳」31%が最多でした。以降、「75歳」29%、「80歳」13%と続いています。自主返納を考えている人の半数以上が70〜75歳の間に返納を考えていることがわかりました。

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身近に運転免許証を自主返納した人がいるのは3割

家族や親族、友人などで自ら運転免許証を返納された方が「いる」と回答した人は32%でした。

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身近で運転免許証を自主返納した方の年齢は、「75歳〜79歳」28%が最多となりました。次に「70〜74歳」と「80〜84歳」が同率で22%となり、70歳〜84歳の間に返納している人が7割を超えました。

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 今回のアンケートでは、昨今「クルマ離れ」と言われる20代以下の半数が「運転したかった」を理由に運転免許証を取得しており、クルマの運転意欲は年々高まっていることがわかりました。
 60代以上では、自身の運転免許証の返納について考えたことが「ある」の回答比率が過去4回の調査で増減するなど、感染症による生活環境の変化や事故のニュースなどが影響しているものと考えられます。
 75歳以上になると運転操作不適による死亡事故比率は、75歳未満の1.75倍というデータが出ています。現在では、運転操作不適を防止する衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い加速抑制装置などを装備したサポートカーが多く発売されています。ご自身やご家族とともに、免許保有のあり方や安全なサポートカーへの切り替えについて話し合ってみてはいかがでしょうか。
※出典:令和元年版交通安全白書 特集「未就学児等及び高齢運転者の交通安全緊急対策について」

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