ニュースリリース
【パーク24】年頭所感
2025年01月06日
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、令和6年能登半島地震をはじめ台風や記録的な豪雨による自然災害が全国で多数発生しました。被災された皆様に謹んで見舞い申し上げます。
昨年の世界経済は、継続する不安定な国際情勢や各国の金融政策による為替変動により、先行き不透明な状況が続きました。日本国内においては、円安進行による輸入コストの増加の影響を受け、資源・エネルギー、食品など物価の上昇傾向が続きましたが、設備投資や賃上げが進んだことに加え、外出や消費に対する意欲の高まりから経済活動は活発化し、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
当社グループは、中期事業戦略として掲げる「人(会員)・クルマ(モビリティ)・街(目的地)・駐車場の4つの『ネットワークの拡大』と『シームレス化』」を実現すべく、「ネットワーク拡大の加速」と「サービス進化」を基本方針として取組んでまいりました。その結果、駐車場事業国内およびモビリティ事業、一部を除く駐車場事業海外は順調に推移し、売上・各段階利益で過去最高となりました。
本年も、「ネットワーク拡大の加速」と「サービス進化」を基本方針に、駐車場およびモビリティの件数・台数の拡大に取組むとともに、さらなる利便性向上に向けたサービス進化を図るための投資を積極的に行い、持続的な成長に向けた基盤構築を進めてまいります。
尚、当社グループは2024年12月17日に「2035年 中長期ビジョン『モビリティサービスプラットフォーマーへの進化』」※および「2027年10月期中期経営計画」を発表いたしました。中期経営計画を確実に実行することにより、4つのネットワークの拡大・進化・融合を進め、中長期ビジョンの実現を目指してまいります。
※当社グループのサービス提供の根幹となる全国のタイムズのサービスと情報センターをオンラインで結ぶシス
テムインフラ「TONIC」を外部開放し、日本中のあらゆるモビリティサービスにおいて活用されることで、
モビリティサービスの展開において当社が必要不可欠な存在となること
また、グローバルに広がる環境課題や社会課題の解決に向け、グループ一丸となりサステナビリティに関する中長期目標の達成に向け取組み、この先50年、100年と持続的な環境・社会の実現に寄与してまいります。
当社グループはこれからも、お客様に選ばれ続けるサービスを提供するため、これまで培ってきた当社グループの技術やノウハウにより、日常に当たり前にある「快適さ」や、時代を先取る「快適さ」を届けることで、交通インフラサービス企業としての使命を、引き続き果たしてまいります。
本年も皆さまの一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
以上
パーク24株式会社
代表取締役社長 西川 光一